今日まで天気が良かった今週…
近所の公園に散歩に行ったり、
ウッドデッキで水遊びをしたり、
連携園に歯科検診に行ったりしました。
ももの木では、室内遊びでも、外遊びでも、
大人は環境を用意し、子ども達が自ら選んで・決めて・遊べるように見守っています。
そんな日常でよく思う事は…
子ども達の遊びこそ「学び」だということ。
例えば1歳児のAOちゃん…
ももの木では、全員が一つ年上のお姉ちゃん達
いろんな場面で「何やってるのかな?」「どんな風にしてるかな?」とよーく見ています。
(↓ブービーカーを立てて、車輪の間に何か入れて試行錯誤しているYちゃん・Sちゃん・AYちゃん)
自ら「見たい!」「知りたい!」「やってみたい!」と思い、顔や体を近づけて、よーく観察したその後に、実際に自ら真似ています。
(↓車輪の間にカップを入れ、「アイスクリームで〜す!」とアイスクリーム屋さんの再現でした。)
大人は固定概念や常識から、良かれと思って、遊び方や注意事項など、ついつい教えてあげたくなる方は多いのではないでしょうか?
ももの木では、そんな「ついつい」や「良かれと思って」に気を付けながら、時には言葉を飲み込んで、見守るようにしています。
子どもが自ら探求したり、想像したり、挑戦したりする、その遊びの過程こそが大切な「学び」だと思っているからです。
冷たい水をかぶり、濡れた服をめくったら、おへそが見えたことが楽しかったSちゃんとYちゃん。「一緒」や「同じ」が楽しい様子…
AOちゃんと一緒にジョウロから空気が出てくる様子を不思議そうに見るEちゃん。空気が出るたびに顔を見合わせていました。
「暑いね、どーぞー」とプランターのマーガレットに水をやるAYちゃんとSちゃん。
タライの中に入ってみたくなったEちゃんとYちゃん。
何度も入って、出てを繰り返し、「きゃー!」が「つめたーい」に変わっていきました。
その楽しそうな姿を見て真似したAOちゃん。
冷たさにブルっと震えていました。
急に始まった音楽隊。
じょうろをくわえて、歌っています。
何かの楽器のつもりかな?
大人の思う「楽しいこと」や「正しいこと」を、当然子どももそうだと決めつけて、自ら経験や体験をする前に、修正したり・訂正したり・誘導しないように、日々気をつけています。
今日の歯科検診では…
「口の中を見ること」
「仰向けに寝ること」
「怖かったり、嫌だったら泣いても良いこと」
を事前に何度か伝えて挑みました。
それぞれが緊張の中、無事に検診を受けることができ、安堵で気が抜けながら帰ってきて、ウッドデッキで気持ちのいい風に吹かれながら昼食を食べました。
普段の遊びが土台となり、緊張した今日も、それぞれの経験になったかな…?
習うより慣れよ
「人に教えられるよりも、
自分で経験を重ねたほうが身につく」