「ねぇ、これなに?」
2歳、3歳の子どもたちとの会話では、大人が質問されることがよくあります。
そんな時、私たち職員は「なんだろう?」と返答することが多いように思います。
ものの不思議や、小さな発見を大事にしていきたいからです。
子どもたちの方が大人の私たちより、はるかに壮大な「知」を探求しているかもしれないからです。
自分の目で見て
手で触って
心で感じて
頭で考えたことは
必ずその子の力になると信じているからです。
ある日、京都のお土産に稲荷神社のキツネの形をしたお煎餅を頂きました。
袋から出すと…
「コレなんだ?」
「ねこちゃん…?」
「違うよ、オニだよ!」
「天狗さん!」
子ども達は、それぞれの中にある経験や知識を総動員して、新しく出会う不思議と対面していきます。
答えを知っていることよりも、答えを知りたくていろいろ考えることの方が何倍も楽しい!
最後はもちろん美味しくいただきました。
(給食は偶然おいなりさんでした)
子どもたちの好奇心を、
世界を広げる扉の入り口と考えて。