（職員にも臨月の妊婦さんがいます）

今年のももの木の子ども達は、5人全員が女の子で、ひとりっ子、長女、次女、三女、末っ子と、家族の中では立場の違う5人ですが…

遊びの中では、それぞれが経験したことが色濃く出る場面がよくあります。
例えば、人形やぬいぐるみのお世話では…

「ほら、寒いでしょ」
と丁寧に布を巻いてあげるSちゃん

お気に入りのリュックを背負い、
見事にお鍋を振り料理を作るYちゃん

滑り台を物干しに見立てて、
布を干し洗濯バサミで止めるAYちゃん

眠ったぬいぐるみを静かに寝かし、
優しく布団を掛けてあげるEちゃん

おぶい紐を使って、抱っことおんぶをする
パワフルなAOちゃん

自然と身近な大人…特にお母さんの真似が多くみられます。日常的に目にする行為の再現は、とても具体的で、仕草や表情なども、本当によく観察されていることを感じます…

怪我して血が出た猿に、
「いたいの、いたいの、とんでけ！」

キューピーの服を脱がし、
「おむつ替えましょ！」

コの字型積み木を自転車に見立て、
腰にエプロンを巻いた2人でまたがり「出発！」

もうすぐ産休に入る職員にお腹を触らせてもらいました。大きなお腹に、ちょっぴりビックリしたり、興味が湧いたり…

5人の女の子達が素敵な大人になる頃、今の私達大人の再現をされても恥ずかしくないように、日々、1人の人間として接していきたいと思っています。

自分が与えられるものは
自分が与えられてきたもの