季節が変わり、日中は過ごしやすい日が続いています。
いつも行く近所の公園では…
落ちている葉や木の実を拾ったり、枠のない大きな地面をキャンバスにダイナミックに描いたり…それぞれが「自分が楽しいと思うこと」をして遊んでいます。
遠出の散歩では、まず高尾山に行きました!
電車初体験の子も、切符を改札に入れたり、走行中の揺れる車両に心地よかったり、緊張したり、それぞれ感じることが違ったことと思います。
山道の上り坂に、思わず泣いてしまった子も、下り坂で足が絡まりそうになった子も、疲れや新鮮な涼しい空気を、自分の体で味わいました。
そして、今日は歩いて陵南公園まで…
約2.7キロの道のりを自分の足で歩きます。
水が流れる音に気付いて、川に目をやるKくん
大人の手を必死に掴んで、黙々と歩くSちゃん
ベビーカーの中で、優雅に午前寝中のAちゃん
歩道脇の枯葉を踏んで音を楽しむNくん
自分の影や雲を見て、指をさすAちゃん
同じ経験をしていても
何を見て、
何を感じるのかは
人それぞれ
周りの環境から、何を受け取り、
自分なりにどう関わるのかは、
その子の自由ですよね!
私たちは、季節や発達に合わせた環境を用意し、それぞれが感じた事を大切に・大事にしたいと思っています。
「良かれと思って…」と、いつの間にかその体を先導し、思いを誘導し、勝手に決めた大人の思う「良い」と思った道を歩かせる事がないように…
『人にものを教えることはできない。
自ら気付く手助けができるだけだ。』
by ガリレオ・ガリレイ