梅雨ってありました??
もう毎日が真夏日のようで、
毎日汗だく・毎日水遊びで過ごしています。
「どうせ汗だくなら」と、水遊びの前にカラダだんだんをみんなで踊った日もありました。
さて、最近のももの木の子ども達と言えば、
物や場所の取り合い・それに伴う言い争い…
いわゆる「ケンカ」をよくしています。
自分たちの経験から出てくる言葉を使って…
自己主張したり、交渉したり、譲歩したり。
これってすごく高度なやりとりだと思います!
ももの木では、すぐに大人が登場して、善悪を決めたり、双方の言い分をまとめたり、「みんな仲良し」と丸く収めたりせず、子どもたち自身がどうするかな?と見守る事を大事にしています。
小さくて可愛いからと言って
甘く見ることなかれ!!
今週の素敵な事件簿をご紹介します♡
【事件簿1】
ある朝、M君が使っていた遊具を、後から来たSHちゃんが横取りしようと手を伸ばしました。
M君が「ダメよー!つかってるー!M君のー!」
「いいから、いいから」と、誤魔化しながら、なお取ろうとするSHちゃん…
そこに登場したS君。
そぉっとSHちゃんの背後に近付き…
「Hちゃん」
と低くゆっくりとした声で一言。
こりゃマズイと思ったSHちゃんが静かに退散。
S君の一言の圧力で全てが解決していました。
【事件簿2】
水遊びをしていて、お友達に黙って水をかけてしまったM君「やめて」と言っているのについついまだやってしまっていたら、Sちゃんが聞きつけて…
Sちゃん「やめてって言ったらどうするの?!」
M君「え〜…やめるの…」
Sちゃん「そうだよ。やめなさい。」
M君「うん、わかった。」
それぞれが家やももの木で言われている事を、
ちゃんと聞いていて・ちゃんと分かっているんですね。
別の日の朝、いつも散歩で行くパン屋さんの前を通ったM君が、「パン屋さんやってたよー!行きたいねー!」と報告してくれたり…
またある朝、大泣きで登園したSHちゃんが「パパとバスに乗ってももの木来たかったのに車だったんだよ」と泣いている理由を伝えられたり…
ミニーちゃんの遊具を手にしたSちゃんが、
「あのね。私は3歳よ、あなたは?って聞いたら、ミニーちゃん50歳だって」と思わず大人が吹き出してしまったり…
「このキンキラ(きんぴら)美味しいね!」とS君が食べながらみんなに語りかけたり…
喧嘩の次の瞬間には、また別の話題で大笑いしながら一緒に遊んでいる逞しい子ども達。
言葉の面からも、それぞれの成長が感じられる夏となりそうです。
来週もまた新たな事件が起きそうですね⭐️