芸術の秋

2022年10月13日 16:25

秋は実りの季節…
みかんや柿が色づき始め、色んな葉や実がいつもの散歩コースを鮮やかに彩っています。

東散田公園や富士森公園には、どんぐりや松ぼっくり、木の枝がたくさん落ちており、感性豊かな子ども達は、持ち帰らずにはいられない魅力を感じるようです。

どんな物でも、それぞれの発想力で遊びの道具に変えていく子ども達。
雨の日には、自分で好きに拾い、大事に持って帰ってきたお土産で、もうひと遊び…

紙粘土の上に、好きな物を好きなように飾り付け、自分の秋を表現します。

すぐ粘土を触り、飾り付け始める子…
木の実を観察して、自分なりの選別をする子…
一度置いてみて、配置を考えている子…

こだわりやイメージの表現は、
本当に人それぞれで、素晴らしいです!

太さや長さの違う枝は、
少し難しいことに挑戦!

毛糸を用意し、木の周りに巻きつけます。
両手の協働・力加減、これは、とても難しい…

木や毛糸の持ち方も、巻き方も、それぞれが試行錯誤して取り組む姿がありました。

紙粘土の作品では、どんぐりの帽子や小枝を周りに飾り付け、センスを発揮!
自分の世界に入り、周りを気にせず没頭していました。

木の実を拾う時も…
とにかくたくさん!
つける時も…
とにかくたくさん!
目に入るものは全部、隙間なくつける勢いで楽しんでいました。

どこに何をつけたいか、ちゃんとイメージがあるのか、全く迷いなし!
狭いスペースにも指を器用に動かしてしっかりつけていました。

粘土に松ぼっくりを押し付け、模様がつくことを発見!枝の作品では間隔をあけて、絶妙なバランスの素敵な作品ができ、玄関に飾ると毎日嬉しそうに見ていました。

自分なりに出来上がりのイメージがある様子で、考えながら配置していました。
同じ種類のどんぐりで統一し、一列に並べた作品は、本人の1番のお気に入りのようでした。

自然物が一つとして同じ形がないように、私たちの感覚も、それぞれ違っていますよね。
そして、その違いこそが、その人や物の魅力なのだと子ども達が教えてくれます。

私達は、小さな芸術家達の「ありのままの表現」を大切にすることで、それぞれが自分の感性をのびのび育んでいけるような環境でありたいと考えています。

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